パニック障害(不安神経症)完治後に「再発」!した時の対処法
2017/01/20
すっかり快復したと思っていたのに、不意にパニック発作が再発することがあります。しかし、弱気になることはありません。冷静に対応すればすぐにおさまります。
再発防止のためにしておきたいこと
- パニック発作とほかの病気の違いを理解しておく
本を読んだり、医師に尋ねたりして病気の知識を持っておくことで再発防止につながります。
[adsense1]発作が起きそうになったら
- 治療していることを思い出す
発作が起こりそうになったら、以下のようなことを思い返してみましょう。
- 動悸は自分の不安から来ているのではないか
- 寝不足や疲れすぎ、体調の悪さ、生活スケジュールの乱れがないか
- 「起こりそう」と考えて、その気になっていないか
発作が起こってしまったら
- じょうずにやり過ごす
発作がおこってしまった時の対処法
抗不安薬をのむ
薬を使って気持ちを落ち着かせます。
自分にいい聞かせる
「死ぬことはない」
「これはパニック発作だ」
「30分以内におさまる」
発作は必ずおさまるので、弱気にならず、上記のようなことを考えて、休めたらその場で休みましょう。
再発したパニック発作は、以前より軽くなっています
しばらくなかったパニック発作が再発すると、だれでも不安になります。しかし、あわてることはありません。ほとんどの場合、最初の発作のときのように、何度も続けて起こることはなく、症状も軽くなっているはずです。
自分なりの"再発防止のお守り"をもとう
不安なときには、自分なりのお守り行動をとって、気持ちを落ち着かせよう
- 電話をかける
- 歌を歌う
- 声を出して本を読む
- 数を数える
- どこかをつねる
- 頭を冷やす
- 冷たい水をのむ
- ゆっくりと腹式呼吸をする
発作が再発したときは、不安をコントロールすることが大切です。「パニック発作はすぐにおさまる、死ぬことはない」と自分にいい聞かせて、からだをリラックスさせるようにします。
また、発作が起こるのではないかと不安になったときは、気を紛らし、不安をやり過ごします。
深呼吸したり、ガムを噛む、人と話をするなど、その方法は、自分に合ったものでかまいません。抗不安薬やお札など、これさえあれば安心するという"お守り"をもつのも方法です。
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