パニック障害 カレッジ

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軽いパニック障害(不安神経症) 「軽度な発作症状」の特徴と対処法

      2017/06/29

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わたしは、人ごみの中にいると、年2、3回体調が悪くなり、胸がドキドキするのだけど、これは、パニック症状なのだろうか?今の状態は、軽度なのだろうか?それとも、重度の症状なのだろうか?

このように、疑問や不安になったことはないでしょうか?

初めて発作を体験した人は、それがどのくらいの症状や状態であるかわかりにくいですし、それが本当にパニック障害の発作であるかどうかさえ半信半疑であると思います。

ここでは、パニック障害(不安神経症)における軽度症状に見られる特徴をお伝えしたいと思います。

 

 

パニック発作の「軽い症状」

 

  1. 息苦しさ
  2. 軽い吐き気
  3. めまい
  4. 目の前が真っ白になる
  5. 耳が遠くなる
  6. 顔面蒼白
  7. 冷や汗
  8. 寒気
  9. 立っていられない

 

などが挙げられます。

 

 

息苦しい

息苦しさは、1番代表的な症状です。満員電車などに乗っていると、しだいに息苦しくなります。この状態であれば軽い症状で終わるのですが、ここから症状が重くなると、過呼吸になったりします。

ひどい過呼吸になると、パニック状態に陥り「このまま、息が出来ずに死んでしまうのではないか、、」と考えてしまうようになります。

 

軽い吐き気やめまい

パニック障害の軽い症状として、軽いめまいや吐き気なども起こる場合があります。ただし、その吐き気やめまいが、まさかパニック障害の症状からくるものとは気づかいないことが多く、一時的なものとして無視してしまう人が多いのが現状です。

 

目の前が真っ白になる

体調が悪くなると、突然、目の前がホワイトアウトしたように真っ白になることがあります。軽度な症状な場合、すぐに正常な状態に戻ることが多く、そのまま倒れたり、意識を失ってしまうというようなことは、ほとんどありません。

 

耳が遠くなる

軽度な症状の1つとして耳が遠くなることがあります。集中力が低下したり、意識が違う方向に向いたりすることも関係があると言われています。この症状もずっと続くわけではなく、一時的に起こる場合がほとんどです。

 

顔面蒼白

これは、顔面が血の気が引いたように蒼白になるといった症状です。過呼吸になったりすると体内の酸素量が少なくなり顔が白くなったり、口びるが紫色になる場合があります。呼吸や心が落ち着いたら正常な状態に戻ることがほとんどです。

 

冷や汗や寒気

特に運動もしていないのに、体から汗が噴き出すといった症状が見られる場合があります。また、その汗が原因で悪寒を感じることもありますし、寒くもないのに、急な悪寒を感じることもあります。

 

立っていられない

足に力が入らず、膝がガクガクしたり、地面にしゃがみ込んでしまうことがあります。軽度な場合においては、しゃがみ込んでから、立てなくなるということは少ないです。ただし、足に力が入らず歩けない、しゃがみ込みたい、などの症状は軽度でもよく見受けられます。

 

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パニック障害の「軽度と重度」を見きわめる方法

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軽度か、重度かを見極める基準として、予期不安広場恐怖をどのくらい感じるかで判断することが出来ます。

予期不安を感じてよく発作が起こったり、特定の場所へ出向くと毎回、広場恐怖を感じてしまうような方は、症状が中度から重度への傾向が見られます。

逆に、予期不安や広場恐怖をほとんど感じない、という人は、軽度なパニック障害である可能性が高いと言えます。

【関連】

予期不安と広場恐怖とは?

 

 

軽度なパニック障害の発作が起こる頻度

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軽度なパニック障害の発作の場合、起こる頻度は少ないと言われ、一般的には、年1回から3回程度の発作が多いとされています。発生の頻度が少ないことがパニック障害の発作であることに気付かない原因の1つとなっています。

とにかく、気にならない程度の回数と症状、忘れた頃にやってくる。これが軽度な症状の頻度と言えそうです。

 

 

 

軽度なパニック障害の発作が起こった時の対処法

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パニック発作が起こる前には、「なんだか息苦しいな~」「なんかめまいするな~」というような前兆があります。この前兆が出た場合、すぐに自分が落ち着ける環境に身を置くことで発作を抑えることが出来ます。

自分が落ち着ける環境というのは人それぞれです。「トイレが落ち着くという人」がいれば、「人が少ない屋外に出ることで落ち着く人」、「音楽を聴くことで落ち着く人」、色々な環境が考えれるでしょう。自分が落ち着ける環境を見つけてみてください。

そういった環境に、発作が起こる前に身を置くことで発作を抑えることが出来ます。

 

 

軽度なパニック障害の発作が起こった時の治療法

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パニック障害の治療法として、薬での治療も注目されていますが、軽度な症状な場合は、無理に薬に頼る必要はないと思います。

それよりも、通院をしたり、病院のカウンセリングを受けることをおすすめします。

薬には抵抗がある人もたくさんおられます。そういった方は、心のケアや、行動療法を望まれることが多いので、

カウンセリングが受けられる病院を探される方が得策だと思います。カウンセリングだけで症状が改善する人もたくさんおられます。

もちろん、薬療法も役に立ちます。その人に合った薬であれば大変有効な手段です。そういった有効な薬をカウンセリングの先生から説明を受けて処方してもらうと、

なんだか安心しますし、それまでは半信半疑であった薬だったとしても、安心して服薬することが出来ます。

 

 

「自立支援医療」を上手に利用する

通常、病院へ行った際の診察代や薬代というのは、全て自己負担となりますが、国が提供している「自立支援医療」を利用することで自己負担を全体の1割にまで軽減することが出来ます。

「自立支援医療」とは、精神障がいのあるかたが、精神科の病気等で病院や診療所に通院して医療を受けられた場合や、薬局による調剤、訪問看護等を利用された場合に公費の負担が受けられる制度です。

「自立支援医療」の自己負担金額は、医療費の1割を定率負担していただく制度ですが、低所得者や重度障害の方は、負担金額がゼロになるケースもありますので、都道府県のホームページでご確認ください。

 

この制度を利用するためには、医師の診断書が必要となります。

つまり、

医師に自分が精神障害の疾患であると診断してもらう必要があります。

 

こう言われると、かなり重たい精神障害を患っていないと診断書はもらえないんじゃない?

と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

 

医師に「軽いパニック障害ですね」と言われた程度であっても、医師に「自立支援医療の申請をしたいです」とお願いすれば、あっさりOK!してくれる、なんてことも多々あるようです。

そのため、軽い症状であっても、しばらく通院したい意志がある場合は、医師にダメ元でお願いしてみると良いでしょう。

「自立支援医療」を利用すれば、診察と薬を処方されたとしても1回の通院費用が、数百円で済みます。

残念ながら、カウンセリングは保険適用外なので、2000円程度の費用がかかるようですが、それでも、負担はかなり軽減されると思います。

 

知らないと損することが多い世の中です。利用できるものは利用しておきましょう。

 

 

まとめ

 

今、パニック障害を患っている人は、いきなり重度なパニック障害を患ったわけではありません。

最初はかならず、小さな症状から始まっています。

やがて、症状の頻度が上がっていき、症状もだんだんと重くなっていきます。

 

そういった方は、決まって、軽度な症状を軽視していた為に、やがて重度なパニック発作発症してしまうのです。

パニック障害は、症状が軽いうちに対策や治療を行うことによって、症状の進行を食い止めることが出来ますし、場合によっては障害を克服することだって出来ます。

これが、重度なパニック障害になってから治療をしようとすると時間がかかり、完治させるのがとても大変です。

どんな病気でもそうですが、早いうちから治療しておくことであらゆるリスクを回避することが出来ます。

症状が軽いから「たいしたことはない!」、「ほおっておいても大丈夫!」ではなく、症状が軽いうちだからこそ、早めに病院へ通ってみたり、カウンセリングを受けて置くことが大切です。

 

パニック障害の症状が「軽度」な方への「オススメ対処法」

パニック障害の症状が、比較的に軽度な方は、高額なカウンセリングや薬物療法ではなく、もっと、お手軽な方法で治療できる可能性があります。

それは、「サプリメント」を使って治療を行う方法です。

サプリメントは効果がないと思い込んでいる人が多いのですが、実は軽度な症状の場合は、サプリメントを服用するだけで症状が改善、緩和されることが多いのです。

サプリメントは、副作用などがほとんどなく、体への負担がほとんどありません。そして、お財布にも優しく安心して進められる優しい治療法です。

下記の記事では、サプリメントの特徴やメリット、また、わたしが、数あるパニック障害に効くサプリの中でも、一番にお勧めしている「おすすめサプリメント」をご紹介します。

症状が軽度なうちに、早く治療を始めておくと、その分、治りもはやくなります。ぜひ、早めの治療をお勧めします。

 

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パニック障害の症状について知識を深めました。つづいては、パニック障害の治療法についてお伝えをしたいと思います。パニック障害の治療法は実に様々な方法があります。自分に合ったパニック障害の治療法を見つけて実践してみましょう

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