パニック障害 カレッジ

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パニック障害(不安神経症)精神療法の「森田治療」をやってみよう

      2017/01/20

ここでは、精神治療の1つである、「森田治療を紹介したいと思います。

 

 

「森田治療」とは?

森田治療は、「あるがまま」の自己を生かす精神治療です。不安は自然なものとして、「あるがまま」に受け入れる精神療法。パニック障害などの不安障害や、うつ状態の改善に有効です。

治療には、外来と入院があり、入院は通常2~3ヶ月かかります。

 

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森田療法 入院治療の例

 

第1期 臥褥期(がじょくき):1週間程度

安静に過ごし、不安や恐怖を「あるがまま」に受け入れる

病室で、床に横になって過ごします。心に浮かんでくるさまざまな感情や考えは、解消しようとやりくいせず、あるがままに受け入れるようにします。

 

 

第2期 軽作業期:5日間程度

ひとりで軽作業をする。周囲を観察し、外の世界とふれ合う準備をする

床から起き、庭に出て自然にふれます。また、病棟の生活を観察したり、部屋の片づけ、木彫や陶芸といった軽い作業などを行います。

自分の気分や症状に流されず行動することが基本です。大きく体を動かす作業は行いません。

 

 

 

第3期 作業期

日常的な行動や作業を通して、「生の欲望」を発揮する

清掃や、日常生活をととのえる共同作業、動物の世話や植物の手入れなどの作業を行います。不安や症状をかかえながらも、目の前にある必要な行動に積極的にかかわり、やりとげることが大切です。グループ活動なども行います。

このような体験をすることで、不快な症状にとらわれることから離れ、本来の「よりよく生きよう」という力が生まれてきます。

 

 

 

第4期 社会復帰期:1週間~1ヶ月程度

1期~3期の体験を、実生活に生かすための橋渡しの期間

外出、外泊も行いながら、社会復帰の準備をします。短期間、病棟から学校や職場に通うこともあります。

 

 

 

神経質な人に効果がある日本生まれの精神療法

森田療法は、日本の精神神経医、森田正馬によって始められた精神療法です。パニック障害などの不安障害や、慢性のうつ状態に有効とされています。

森田療法では、心の病は心身が悪循環におちいっている状態ととらえ、その点は、認知行動療法と共通しています。

ただし、認知行動療法では、不安や恐怖など誤った思い込みを修正する「認知の再構成」に重点をおきますが、森田療法は、不安それ自体は自然なものとして「あるがまま」に受け入れるよう、うながしていきます。

そして、不安の裏にある「生の欲望」に注目し、前向きに行動していくことで、不安にとらわれる気持ちから脱していくことをめざします。

森田療法は、外来と入院、どちらの形でも行われますが、入院治療では、安静に過ごす「臥褥期(がじょくき)」と、作業を中心とした「生活療法」を組み合わせています。

患者さん自身が主体的に治療にとり組む必要があり、また、神経質な人に特に効果的、といった特徴があります。

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